“なぞなぞ”で生徒とコミュニケーション

日本の高校生の印象はどうですか?

エミリー先生:

富士高等学校の生徒は、これまで私が見てきた中で最も頑張り屋だと思います。授業だけでなく、学校の部活動でも、文化祭や運動会のような行事でも、生徒たちがお互いを支え合い、学校をとても愛していますね。

生徒たちとコミュニケーションをとるために工夫していることはありますか?

エミリー先生:

毎週、職員室の前に掲示する「なぞなぞ」と、ランチタイムです。なぞなぞは、私が出題した問題の答えを当てに来ることで、シャイな生徒も私に話しかけられるきっかけになるよう考えたものです。

なぞなぞ
この日は、こんな「なぞなぞ」が掲げられていました。
「Riddle of the week:
Ken got into the bathtub but he was completely dry when he got out. How?
(今週のなぞなぞ:
ケンはバスタブに入りましたが、外に出たとき彼は全く濡れていませんでした。どうしてでしょうか?)
エミリー先生:

なぞなぞをきっかけに、たくさんの生徒が職員室に来て私に話しかけてくるようになりました。また、ランチタイムを生徒たちと一緒に過ごし、私が英語で話すことで、授業以外でも英語を使う機会、生徒たちが自然に英語を発話できる環境づくりをしています。

日本の生徒が英語を話せるようになるキーポイントは何でしょう?