調布北高等学校
調布北高等学校では、4名の生徒を受け入れました。
英語の授業では、留学生と日本人生徒でお互いの国のことについて質問し合いました。
日本人生徒から、「オーストラリアのおススメ観光スポットは?」と質問を受けて、英語で自国の観光スポットを紹介しました。
また、留学生から日本人生徒へ「オススメの和食は?」といった質問もあり、活発なやりとりが行われました。
また、各クラスでは、留学生を歓迎するため、英語による学校紹介や日本のおススメスポット等の一覧を作成して掲示しました。
観光スポットの特徴を簡潔に分かりやすく説明するなど、留学生に有益なだけでなく、日本人生徒にとっても英語で説明する機会となりました。
竹早高等学校
竹早高等学校では、6名の生徒を受け入れました。
留学生は、バディと一緒に、「国語」「数学」「化学」「体育」「音楽」等の授業に参加しました。英語の授業では、都独自英語教材『Welcome to Tokyo』を使用しました。この冊子は、
- 日本・東京の文化、歴史等の理解の促進、
- 英語によるコミュニケーション能力の伸長、
- オリンピック・パラリンピックに向けた国際理解教育
の推進を目的として、都教育委員会が作成したものです。
日本人生徒だけでなく、留学生も日本・東京の文化、歴史等の理解を深めました。
また、引率しているオーストラリアの先生にも授業に参加してもらい、TT(ティーム・ティーチング)のような授業を行いました。
白鷗高等学校
白鷗高等学校では、1名の生徒を受け入れました。
留学生は、日本の様々な文化に触れ、多数の生徒と交流の機会も持てるよう、選択の書道の授業に参加しました。
白鷗高等学校では、留学生向けに、漢字の成り立ちを示すオリジナルの手本(「友(Friend)」、「木(Wood)」等)を用意して、留学生が書道に取り組みやすいようにしました。
留学生は、日本人の講師の指導を受けて書道を体験し、周囲の日本人生徒と一緒に準備・片づけを行うなど一緒に活動しました。
また、留学生は音楽の授業にも参加しました。
能、狂言等の日本の伝統芸能の動画を鑑賞し、その歴史や内容を学ぶとともに、実際に尺八等の伝統的な楽器の実物を見て、理解を深めました。