白鴎高等学校・附属中学校(国際交流)

WWLコンソーシアム構築支援事業 成果報告会がおこなわれました

本校は令和元年度(平成31年度)より文部科学省からWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業の共同実施校に指定されています。 11月20日(土)、全校生徒および、外部からオンライン及び対面で多くのお客様を迎え、3年間の成果を発表する報告会を実施しました。

本校では上野・浅草という立地地域の特性を生かし、日本の伝統文化理解教育を基盤に、ダイバーシティを尊重し、「競争」と「協働」の両方ができるグローバル人材育成を目指して6年間の教育を行ってきました。

各学年での取組発表を通して、伝統文化を学ぶだけでなく、その過程で情報収集の手法や留意点、リサーチクエッションのたて方、効果的なプレゼンテーションの方法、論文の書き方などのスキルも同時に習得し、最終的に英語での論文執筆に至るという長期にわたる学びの連鎖をお示ししました。

卒業生の発表では、11期(昨年度卒業)で現在東京大学1年生の榎原茉央(えばらまひろ)さんが、白鴎で得たチャンスから学びが広がり、現在に至っていることについてお話をしてくれました。報告会終了後に、榎原さんのもとに集まって質問する姿も見られました。現在の学びが未来の自分につながっていることを先輩の言葉から感じとり、学ぶ意欲が高まった生徒も多かったことでしょう。

WWL事業の指定は1年間延長され、本校は令和4年度も引き続き取組を推進していくことになりました。今までの3年間の成果の上に、さらに改善を加えていく予定です。

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1学年発表 上野浅草プロジェクト
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2学年発表 リサーチクエッションの設定に向けて
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3学年発表  3学年探究活動「日常生活を通してSDGsを達成しよう」
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4学年発表 地域行事を生かして、浅草・上野地区を発展させる未来への提言(ポスター)
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5学年発表 5学年個別探究論文・高校生フォーラム
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6学年発表 Hakuo Academic Program in English
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11期卒業生 東京大学1年生 榎原茉央さん

WWLコンソーシアム構築支援事業について

 WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業は、2019年に始まったSocity5.0時代に向けて高等学校等と国内外の大学、企業、国際機関が共同してより高度な学びを提供する仕組みをつくることで、イノベーティブなグローバル人材を育成していくものです。
 詳しくは、文科省のこちらのHPからご覧ください。https://b-wwl.jp/(外部リンク)

フォンテーヌ校生徒との中学交流会が行われました

8月2日(月)に、姉妹校であるフランス・パリのジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校から来ている留学生3名との交流会が行われました。 3名が紹介してくれたフランスの学校生活は、日本と違うことがたくさんあり、参加した白鷗生は興味津々で熱心に説明を聞いていました。 その後は、「給食」や「校則」、「進路」などそれぞれが興味を持ったテーマについて、日本とフランスの良い点などを挙げながらディスカッションを行いました。 お互いの国について興味が深まったと同時に自分の国について新しい発見をする機会にもなったと思います。今後も様々な形でフォンテーヌ校との交流が行われる予定です。 ぜひ積極的に参加してみてください。

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第4回全国高校生SRサミットFOCUSに参加しました

令和3年7月31日(土)・8月1日(日)の2日間、立命館宇治高等学校が主催するWWL関連行事「第4回全国高校生SRサミットFOCUS」に高校1年生5名が参加しました。この行事では、学校ごとにプロジェクトを立ち上げ、国内外の高校生や大学生、企業の方々にアドバイスをいただきながらプロジェクトのブラッシュアップを行います。本校は「Plustivity~地球は青かった~」と題し、プラスチックごみ削減のための方策を提案しました。FOCUSを終え、問題解決のためには高校生の意識改革や、校内に給水機を設置しペットボトルごみを削減するなどの方策がもっと必要であるという結論に至りました。 来年1月のプロジェクト最終成果発表会へ向けて、これからも研究を継続していきます。

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≪参加した生徒の感想≫

  • 今回FOCUSに参加させてもらって、いろいろなトラブルもありましたが、終わってみると純粋に楽しかったという気持ちでいっぱいです。 初めてこのようなイベントに参加して、たくさんの同年代の人たちや大人の人の意見を聞かせてもらえて、自身の考えの幅が広がったと思います。 自分では思いつかなかっただろうというアイデアにも出会うことが出来て、とても充実した時間を過ごせました。
  • 今回のFOCUSを通じてSDGsの理解を深め、社会問題における解決策を自分たちで考え、みんなに伝えるという経験ができて本当に良かったです。 最初はこのようなプロジェクトに参加したり、プロジェクトを作成したりと何もかもが初めてで不安がいっぱいでしたが、メンバーがいてくれたおかげでプロジェクトに取り組むことができました。 また、他校との交流はzoom上でしたが同じ目標を持った人と一緒に活動できて楽しかったです。

第12回Diversity Café「東京外国語大学の魅力を知ろう」開催

令和元年度より、WWL事業の一環として、知的好奇心を喚起し、新しい学びを実感する取り組みとして「Diversity Café」を実施しています。

7月29日(木)、第12回Diversity Café「東京外国語大学の魅力を知ろう」を開催しました。今回は、東京外国語大学より中国語専攻、英語専攻の学生さんをお招きし、大学の魅力と入学にあたっての学習についてのお話を聞きました。中学3年生~高校3年生の生徒が参加し、活発な質疑や議論を通して、言語を学ぶことの意義や、今の学びが世界とどのようにつながっているかを実感することができました。
東京外国語大学は、外国語や国際社会に関する研究・教育に関する長い歴史を有し、世界で活躍する人材を数多く輩出しています。

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本校では、附属中学校で、令和元年度より第二外国語の授業がはじまり、今年度からは白鷗高校でも選択科目として第二外国語の授業がスタートしました。
国際社会に貢献したいという生徒の意欲は日増しに高まっています。

本校では、これからも知的好奇心を原動力として多様な価値観を尊重し、国際社会へ貢献する意欲をもつ生徒を育ててまいります。

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フォンテーヌ校から短期留学生を受け入れました

本校は、 外国語として日本語を学んでいる フランス・パリのジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校と姉妹校提携を結んでおり、短期留学をはじめとしたさまざまな交流を行っています。

6月中旬から7月21日にかけて、受け入れ期間はそれぞれ異なりますが、中学2年生から高校2年生までの4名の生徒を留学生として受け入れました。

以下、体験最終日、4名の生徒からいただいた白鷗生へのメッセージです。

  • 中学校2年 Aさん
    パリのジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校からきました。白鴎高等学校附属中学校のみなさんと交流することができてとても良い経験となりました。特に第2外国語でフランス語を学んでいる生徒のみなさんとの交流は貴重なものでした。コロナウイルスが収束し、白鴎生もパリのフォンテーヌ校への留学が再開されれば、さらに多くのことが学べるに違いありません。 フランスは、教育方針や教育制度が日本とは異なり、また中学校のクラスの雰囲気や友達との関わり方も少し違います。それぞれの国の違い、優れた点を理解するのにも良い機会となるはずです。
    白鴎中学校の先生方や生徒のみなさんが私をサポートしてくださったように、みなさんがフォンテーヌ校へいらっしゃるときには、私たちフォンテーヌ校の生徒も一生懸命みなさんのお手伝いをするつもりです。 また、みなさんとお会いできることを楽しみにしています。
  • 中学校3年生 Bさん
    ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ校から来ました。7月19日から二日間、白鴎中学校で体験授業を受けさせていただきました。
    クラスの雰囲気は明るく、先生も丁寧に教えてくれて、わかりやすい授業を受けることができました。皆さんの親切さと明るさが印象に残る学校生活でした。高校生になってもまた体験授業を受けたいと思いました。短い間でしたが、皆さんのおかげでとても充実した学校生活でした。ありがとうございました。

中学校3年生 Cさん
体験入学を心待ちにしていたものの、授業についていかれるか、友達ができるか正直不安でしたが、皆さんが温かく迎えてくださりすぐに緊張がほぐれました。
フランスでは、体験できないホームルームの時間、大掃除や教室で食べる昼食など、日本独自の学校生活が体験できました。
コロナ禍の大変な状況の中、白鴎の一員になれたこと、心から感謝しています。来年もぜひまた白鴎に帰ってきたいです!

高校2年生 Dさん
去年も白鴎高校に留学させてもらいましたが、外国とは違う学校生活を体験させてもらったり、様々な事を学べてとても楽しかったです。生徒のみなさん、短期間でしたが 仲良くしてもらえて嬉しかったです。四日間、本当にありがとうございました。

第11回DiversityCafeを開催しました

6月18日(土)、第11回Diversity Café「 『大学進学』の概念を広げよう ~ミネルバ生によるミネルバ大学授業体験ワークショップ~ 」を開催しました。

Diversity Caféは、毎回ゲストを招いて、知的好奇心を原動力に、新しい世界を実感する取り組みです。

今回のDiversity Caféは、昨年度、実施して好評だったミネルバ大学の学生をゲストに迎えてのミネルバ大学の授業体験ワークショップの第2弾です。ミネルバ大学は、アメリカで創設された大学で、4年間で世界7都市に移り住みながらすべてオンラインで授業を受講するという先進的なカリキュラムを行っている大学で、世界中から注目を集めています。

本校が指定を受けているWWL事業の観点から、本校の生徒、教員だけでなく、他の学校にも声をかけて、都立小石川中等教育学校、都立立川国際中等教育学校、都立富士高校、都立両国高校の生徒さんや先生、東京都教育庁指導部の担当者にご参加いただきました。

ミネルバ大学の新しい学びを、様々な学校の生徒が一緒に学び、議論しあう中で、多様な価値観に触れ、新しい学び、新しい世界を実感することができました。 本校では、多様な価値観を尊重し、知的好奇心を原動力に、これからも、様々な学校、社会と繋がりながら、様々な事業を展開してまいります。

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オーストラリアとの海外交流

この度、本校はオーストラリアオリンピック委員会主催のCONNECT2021に参加し、4月30日から6月25日まで、Bundaberg North State High Schoolの生徒とのオンライン交流を行うことになりました。オーストラリアとは時差をあまり気にせず、交流ができるのも魅力の一つです。

生徒たちは、何気ない日常会話から最近興味を持っていることなど、同世代ならではの会話を朝の30分を利用して楽しんでいました。Bundaberg North State High Schoolは、オーストラリア短期留学受け入れ校でもあり、オンライン、リアル双方の交流を今後も続けていきたいと考えています。

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