本校の国際交流の取組
都立高校で唯一の国際学科高校として、「調和のとれた国際感覚を身に付け、世界の人々から信頼され、尊敬される人材を目指す。」という教育理念の下、平成元年の創立以来、学校交流をはじめとする国際交流に積極的に取り組んできました。
1.姉妹校等学校交流
(1)North Sydney Boys High School (オーストラリア、姉妹校)
1915年創立の公立学校であるNSBHSとは、平成2年度から生徒相互の短期研修を実施しています。来日時は1週間程度、本校生徒の家庭にホームステイしながら、授業や部活動体験の他、日本語や日本文化の特別授業も受けます。訪問研修旅行では、英語研修と通常授業参加以外に、ホストファミリーと一緒の生活を楽しみます。
令和2年度は、国際交流委員会の生徒が中心となりオンラインでの学校交流を行いました。生徒が製作した「バーチャル東京ツアー」と「国際高校の一日」のビデオを一緒に鑑賞し、その後、グループに分かれてオンラインで前年度訪問時の友人たちと旧交を温めました。
(2)仁川外国語高等学校及びソウル外国語高等学校(韓国、姉妹校)
平成15年度から韓国修学旅行にて隔年で訪問交流等を行っています。また、韓国から日本への修学旅行の際に本校を訪問して半日程度の学校交流を行っています。
(3)Atherton High School(アメリカ合衆国、姉妹校)
平成26年度から生徒の短期研修を受け入れています。生徒の家庭にホームステイしながら、1週間程度、授業や部活動体験の他、日本語や日本文化の特別授業を受けます。
(4)Lycée Nevers Montpelier及びLycée Sainte-Benoît(フランス、連携校)
平成30年度と令和元年度に短期研修で生徒を受け入れました。令和2年度はオンライン交流会を行い、「バーチャル東京ツアー」、「国際高校の一日」のビデオを送りました。
(5)ベトナム国家大学附属高等学校(ベトナム、海外修学旅行交流校)
平成30年度、海外修学旅行で訪れたベトナムでの学校交流に続き、令和2年度は、修学旅行の中止に伴い、2学年生徒がオンライン交流会を行いました。事前に2学年生徒全員が行ったグループ・プレゼンテーションの代表者が、テーマであるSDGsについての発表と質疑応答を行いました。また、両校の生徒たちによる伝統舞踊やダンス、楽器演奏の録画を鑑賞し、互いの文化への理解を深めました。
2.長期留学生受け入れ
毎年、海外からの長期留学生1~3名を受け入れています。出身国は、アジアやヨーロッパ、北米など、多岐にわたっています。
3.国際交流デー
生徒による国際交流委員会が中心となり、都内の大学に在籍する留学生との交流会を実施しています。それぞれ自分たちの文化を紹介したり、ゲームを通じてコミュニケーションを深めたりするなど、楽しいひと時を過ごします。