町田高等学校

海外語学研修 ~世界友だちプロジェクト~

英語で思いを語り、世界に友だちをつくろう!

平成28年度から米国カリフォルニア州サンディエゴ市において、現地の高校や大学等と海外語学研修を実施しています。
この研修の主な内容は、現地高校生や大学生との交流、ホームステイ体験、異文化体験、研究者との交流、大学キャンパス見学、現地高校生とのフィールドワーク、語学学校でのコミュニケーションスキルアップなどです。
以下に、実際の交流内容の一部を紹介します。

現地高校生との交流(1)

本校生徒は、アメリカの現地高校(Canyon Crest Academy)に体験入学し、現地の高校生と交流授業等を通してお互いのことを知り、文化の違いや日常生活などのことについて学びを深めます。
この交流授業では、自国・他国に対する理解を深め、コミュニケーション能力を向上させる目的もあります。
本校の生徒は、日本で特別に半年間かけて学習してきたコミュニケーションスキルを生徒が発揮する場と位置付けて臨んでいます。
交流しているCCAの生徒は、日本語コースを選択している生徒であることから、日本文化をある程度理解しています。
そのため、何を語ればCCAの生徒の興味関心を喚起し、コミュニケーションを促すことができるのか、本校生徒は試行錯誤しながら取り組んでいます。
本校の生徒が自国の文化を相対的にとらえ直す良い機会ともなり、大きな意義のある交流授業となっています。

交流授業の写真

現地高校生との交流(2)

この海外語学研修で、最も生徒が活き活きとしているのが、現地高校生(CCA)との交流です。
今回は、CCAの校舎内だけでの交流ではなく、CCAの生徒と近隣の海岸で交流を深める活動も取り入れました。
交流授業では、不慣れな英語で自分の思いを言葉にすることができず、苦戦する生徒の姿もありました。
また、CCAの生徒に、プレゼンテーションをした際に、まだ交流が深まっていないためか、話題が広がらなかったと反省している生徒も多々おりました。
しかし、CCAの生徒と一緒にサッカーや、鬼ごっこなどの遊びをしながら交流を深めた結果、「一緒にやろう」「町高とCCAのミックスチームを作ろう」等、自然と会話が生まれています。
カリフォルニア海岸という自然の中で、共に体を動かすことは、言葉の壁を越えるコミュニケーションであることを実感することができました。

現地高校生と交流する生徒の写真

カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)、南カリフォルニア大学(USC)との交流

この海外語学研修では、研究活動を学ぶ国際交流の一環として、大学2校(カリフォルニア大学サンディエゴ校、南カリフォルニア大学)を訪問し、講演会や大学生との交流を行っています。
カリフォルニア大学サンディエゴ校では、2グループに分かれ、日本人研究者による講演会とキャンパスツアーを体験します。
また、日本人研究者からは、研究内容の紹介だけでなく、日本とアメリカの違いやアメリカに渡って研究生活をしている目的などを学びます。
南カリフォルニア大学では、歴史的な建物が並ぶキャンパスを見学した後、小グループに分かれ、大学生とのディスカッションを通して、夢を持つ大切さや行動する意欲について学び、大きな刺激を受けています。

講演会の写真

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